LSに伝承が実装されてから約ひと月の間、とある変わったバグ技が出回りました。
それがLSドローン
かわいいLS達が小剣ブン回してお空に吹っ飛ぶとんでもないバグ技でした。
↓実際
過去にはSRが空を飛べた時期があり、その時は修正されています
そのため今回も同様に修正されることが確実でしたが、意外とひと月も耐えたため、その間色々遊んできました。
今回の記事では修正されたLSドローンの詳細についてLSを使ったことない方にもわかるように解説します。
伝承で追加されたスキル
伝承で様々なスキルが追加されましたが、LSドローンで使用するスキルは『強:ブレススコーチ』のみです。
『強』ではないブレススコーチは元々メイン武器のスキルにあります
この両者、決定的な違いがありまして
↓強:ブレススコーチ(伝承スキル)
↓真:黒狼:ブレススコーチ(メイン武器スキル)
『強:ブレススコーチ』はCT中も使用可能になったのです。
このブレススコーチという技は使うと少し後ろに下がりつつわずかに上昇します。
つまり『わずかに上昇する技を連続で使えた』ことが飛んでしまう原因となりました。
ブレススコーチのキャンセル
とはいえ、『強:ブレススコーチ』を連打すれば簡単に飛べるかといえばそうではありませんでした。
『強:ブレススコーチ』 は上昇しながら後ろに下がって、着地するまでが1セットの技です。たとえCT中に使えるといっても地上に着地したあと5秒以内に使える程度でした。
なので上昇し続けるためには、『強:ブレススコーチ』を使って上昇したところでキャンセルし、落ちる前に次の『強:ブレススコーチ』を打つというスキル回しが必要でした。
では、どうやって『強:ブレススコーチ』をキャンセルするか
それがキーボードの『A』『S』『D』です。
LSドローンのスキル回し
『強:ブレススコーチ』と『強:ブレススコーチ』の間に『A』『S』『D』を挟めば永遠と繋がるスキル回しになります
それだけです。
ただ、横方向の『A』『D』は『黒狼:爪攻撃』が暴発する可能性があるため、何も起こらずキャンセルだけできる『S』が最適でした。
ブレススコーチは『シフト』と『右クリック』で発動します。
しかもこの二つ押しっぱなしにしていると勝手に連続で発動してくれます。
なので実際は『シフト』と『右クリック』を押しっぱなしにした状態で『S』をタイミングよくポン・・ポン・・ポン・・と押すだけで簡単に飛ぶことができました。
公式の修正内容
2020年1月8日のアプデで修正が入りました。
そのときの掲示です。
『クイックスロットで繰り返し使用時、空中にずっと上り続けていた現象を修正』
驚きました。私のやり方と違っていたからです。
後から検証しましたが、どうやら本当にクイックスロットに入れることでキャンセルせずに繰り返し使用することができたようです。
修正後の挙動については別記事で書きます。
スタミナ枯渇問題
スキル回しだけ覚えてしまえば、簡単に飛び上がることができます。
でも使っていくとある問題に気づきます。
ブレススコーチはスタミナゲージを消費するので連続して使うとスタミナがゼロになり、ブレススコーチが発動せず落下してしまうのです。
これの大きな原因が以下です。
ブレススコーチは発動時に1回分のスタミナを瞬時に消費します。そしてブレススコーチで浮き上がっている間にわずかにスタミナが回復します。
飛び上がるためにはある程度素早くブレススコーチを連打しなければならず、その消費量に回復力がついていかないのです。
そしてスタミナがゼロになったあと落下してしまうという問題がありました。
長く飛び続けるためのバフ
スタミナの回復が追い付かないので、回復時間の延長が必須です。
でも延長している間にキャラはどんどん落下してしまいます。
そこで使われたのがジャンプバフです。
ジャンプバフを入れるとなぜかブレススコーチ1回分の上昇量がアップしました。上昇量が向上したおかげでスタミナの回復時間を増やすことができたのです。
ジャンプバフについては別記事でまた書きます。
スタミナミリ残りで飛び続ける
上のグラフ(青線)はジャンプバフを入れたとはいえ、徐々にスタミナが減少しています。つまりジャンプバフを入れてもいつかはスタミナが枯渇してしまいます。
それでは最初の動画のようにハイデルからアルティノまで飛ぶなんてことはできません。ハイデル南を流れるデミ川を渡ることすらムリです。
しかし、スタミナゼロギリギリのところでなぜかブレススコーチの消費量が減ることがわかりました。というより、空中でスタミナが余っている状態でブレススコーチを発動させると、余分にスタミナが消費されると言った方が正しいかもしれません。
スタミナが切れるか切れないかのギリギリのところで踏ん張って飛ぶことができていました。スタミナゼロ付近の処理が特殊な可能性がありますね。
やっかいなのは、このスタミナの消費量が毎回変動していたことです。
おそらくラグの関係じゃないかと考えています。
というのも時間帯によって明らかに差があったからです。
休日夜などはクライアント側とサーバー側でのスタミナ同期に時間がかかって、そのラグの間に落下しているような感覚を抱くことも多々ありましたね。
LSドローンの解説に関しては以上です。今となってはもう使えない技術ですが、後々見返せるようにと思って記事化しました。思い出ってやつです。
修正されるまでに色々飛んでましたので、いずれそのときの様子などを記事にできたらと思っています。
動画の裏話
さて最初の動画ですが、UIを完全に消しているのでスタミナが見えてません。
30分近く飛んでいたわけですが、その間ずっとキャラの挙動から現在のラグを予想してスタミナ管理する必要がありました。
また20倍速近くで流すことは想定していたので、カメラワークもゆっくりに。さらに後ろ向きにしか飛べませんから、マウスホイールボタンはずっと押しっぱなし。
なかなか大変な録画でした。
5年間愛用したMad Catz R.A.T3は今回の飛行でホイールボタンがイカレてしまいました。なかなか無茶をさせたと思っています。
バグって怖いですね